2006年3月、スイスのバーゼルフェアで、時計史上初めての機細なメカニズムを備えた、世界のどこにもない芸術的な腕時計が、クレドールから誕生した。
日本人ならではの機細な感性と職人たちの匠の技、そして最先端のマイクロメカトロニクス技術が融合して生まれたその腕時計の名前は「クレドール スプリングドライブ ソヌリ」。
・本格的なコンプリケーションウオッチ「スプリングドライブ ソヌリ」
メカニカルウオッチと同じぜんまいで駆動し、水晶とICで制御するセイコー独自の機構「スプリングドライブ」に加え、「ソヌリ機構」を搭載しており、移ろいゆく時の流れを、視覚だけでなく聴覚でも感じ取ることができる、心に響く豊かな時を提供するコンプリケーションウオッチです。
・新開発の「7R06」キャリバーは複雑なメカニカル機構です。
毎正時に自動的に鐘の音で時数をカウントするソヌリモード/12時、3時、6時、9時の3時間毎に3回鐘を打ち、節目の時刻を癒しの音色で演出するオリジナルモード/不要な時には鐘を鳴らさないサイレントモードを搭載しています。
これらのモードは、6時位置のソヌリモード表示針を切り替えることで選択できます。
・8時位置にあるボタンを操作すると、いつでも現時刻の時数分の鐘を打つ「アワーリピーター機能」を搭載。不用意に鳴り始めたときにも、8時位置のボタンを半押ししている間は鐘を打たない「鳴り止め機構」も備わっています。また2時位置と10時位置には、機構の持続時間を表示するパワーリザーブインジケーターも搭載しています。
・ソヌリ機構の音源には、釣鐘型の音源を採用し、ゆったりとした時の流れと空間を感じさせる独自の音色と余韻を実現しています。また機械的な接触音がなく空気の粘性により調速する独自の調速機を採用し、刻音のないスプリングドライブの特徴をそのままに、雑音のない澄んだ音色を聴くことができます。
・この手作りの要素が非常に高いムーブメントは、現代の名工・塩原研治監修のもと、セイコーエプソン(株)塩尻事業所 MA(マイクロアーティスト)工房にて製作されています。部品点数600点余りに及ぶこの複雑時計は、高度な設計技能や、機能性と美しさの両面から部品一点一点を仕上げる手加工、これらの部品を部品毎に調整しながら組み立てる技能が、高度に融合することで初めて完成するものです。
・日本の繊細な美しさを、モダンでコンテンポラリーに表現したデザイン、研ぎ澄まされたシンプルで端正なケースと、ソヌリ機構が持つ複雑で深みのある表情とが融合した、美しく優雅でありながら、存在感の際立つデザインに仕上がっています。
bonbon2910 –
ganbare